なかなか脱原発にならない電力会社の経営

株主総会になると、脱原発の議案が毎回出てくるが、いつも否決されており、経営側もなかなか脱原発に踏み切れていないのが現状です。

稼働してない原発は、数十億円の維持費もかかり、コストだけでも相当な負担となるのですが、国の審査の進捗を見てみると、スピード感もなく、政府も原発推進と言っている割に、本腰入れて再稼働の判断まで踏み切れていないようです。

原発が止まって数年たつのですが、新型の発電所建設はあまり進まず、民間企業がメガソーラーや地熱発電に動いていて、電力料金の値上げが続き昨今においては、かなり需要が大きそうです。

原発には、複雑な契約や、ほかの電力会社の電力融通の契約でも、かなり複雑な契約があり、経営を圧迫しているようです。経営者は、このままの路線でいくのか、脱原発に傾くのか、この数年で判断を迫られそうです。

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